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中村利和 JA3OOK の自己紹介

         目次
  生まれ
  高校のラジオクラブ
  ハムの開始と転勤続き
  オーディオアンプ製作
  DXCCが面白い
  セカンドハウス
  5バンドDXCC達成
  プログラム作成も面白い
  160mDXCC達成
  50メガ 6エレ八木アンテナ
  9バンドDXCC達成
  10バンドDXCC達成、DXCC Mixedが340
  DXCC Mixed 341
  アナーロールを達成
  DXCC Mixed 344
  セカンドハウスを売却 枚方市の自宅にGP架設

  1945年10月に滋賀県高島郡高島町(現在の滋賀県高島市の南部地域)で生まれ育ちました。
 きれいな田園と山の境目の田舎です。夏には川で泳ぎ、アユを手づかみして遊んでいました。
 兄が機械いじりが好きで模型の電車や半田ゴテ、テスターが有る環境で育ち、自然に私も小学校時代は
 ゴムやモータを使った船や自動車、ゲルマニュームラジオ作りに熱中していました。

  高校は13kmほど北の今津。ラジオクラブに入部し、5球スーパーとオーディオアンプを作っていま
 した。当時は「初歩のラジオ」を愛読、「CQ誌」は難しすぎた。そのラジオクラブで「ハム」があること
 を知ったが、しかし片田舎のためハムは自分には関係ないなんだか遠い遠い世界のこと。

  就職して高槻市に移ってから友達に誘われて20才でハムに興味、7メガ専用のシングルスーパーを自
 作してからSWLを開始。

  従事者免許取得は21才、当時SSBの黎明期で「SSBハンドブック」をむさぼり読んでPSNタイプ
 7メガシングルバンドSSB送信機を作り、引っ越しのため名古屋市でJA3OOK/2で初電波。
 徹夜でラグチュー。

  その後、横浜市へ移りJH1XOY。さらに、府中市、船橋市、市川市、長岡京市へ引っ越しし、枚方
 市に定住!
 その間リグの製作は遠ざかり、アンテナだけは自作で通していました。

  名古屋でラグチューの面白さを知り、NEC府中時代に会社のクラブでDXとコンテスト、CW、移動
 運用の面白さを教えてもらいました。
 以来、細く長くDXとコンテストをやってます(コンテストはもっぱらクラブ局でですが)。

  枚方市でのロケーションは、北〜西〜南方向は良好、東南〜北は悪し。つまりカリブ、中米が最悪。し
 かし住宅地の真ん中にありハムをやるには良い環境ではない。

  仕事は社会人なりたての頃は営業、その後、NECへ転職しコンピュータ一ソフトの仕事一筋でした。
 若い頃はコンパイラなどの開発に携わり、大阪に転勤してからは大型コンピュータでの一般事務処理シス
 テムの開発でした。パソコンは、普及し始めてからもEXCELやWORDを使う程度でした。

  名古屋と府中の先輩の皆さん、コンテストをさせてもらっているクラブ局の皆さんに感謝。DXやコン
 テストの相手の皆さんにも感謝。ライバルには敬意を。
  JA3OOK 中村利和 self-portrait

 その後1
   定年後、若い頃に手がけたオーディオに興味を持ちアンプの設計製作を再開しました。
  おりしもモーツアルト生誕250周年とのことで柄にもなくクラッシク音楽を聴くことにも興味を持ち始
  めコンサートにも出没していました。
   このころマイクロコンピューターが手軽に買える時代なり、「PIC」などを買って C#言語でハム関連の
  機器を製作し楽しんでいました。今も続けています。

 その後2
   DXCCがやっぱり一番おもしろいです。DXCCとは世界中のいかに多くのエンティティ(国や孤島)と交信
  するかの競争で、交信したそれらの数に応じて賞状
  JA3OOK DXCCアワード
  がもらえます。

  無線機の購入や改造と修理、アンテナの設計と製作、タワーに登っての作業、それら設備の調整保守、
  国家資格の受験、所管官庁による設備の検査。
  交信のための日夜のワッチ(珍しい国や島々を探し続けること)、DXCCを続けるために家族の理解を得る
  努力など多種多様な活動が必要です。

  おもしろさを言葉で表現することは難しいのですが、ハムを長く楽しんでこられたのはDXCCに出会ったか
  らです。

   67歳の時に一大決心で京丹波町に畑もある別宅を購入。そこにアンテナも建て、畑仕事とともに生きがいに
  なりました。
   インターネットでつないで、枚方市の自宅に居ながらにして京丹波の設備を遠隔操作できるように工夫し
  ますますDXに熱中しています。
  遠隔操作設備の製作には先ほどのマイクロコンピューター「PIC」が大いに役立ちました。
   京丹波町に設備を設けてから今年2016年にはDXCC Mixed が330エンティティ(消滅エンティティ11を含む)に
  なりました。
  3.5、7、14、21、28メガの各バンドで100エンティティ以上と交信するもらえる5バンドDXCCの賞状
  JA3OOK 5バンドDXCCアワード
  もいただき、節目の年になりました。
   今後の目標は160mバンド(1.8〜1.9メガ帯)で100エンティティを達成することと、DXCCをあと11増やし
  アナーロールになることです。しばらくコンテストはお遊び程度でしたが、これにも本腰を入れていきま
  す。

 その後3
   コンピューターが仕事だったとはいえ、実際にプログラムを組むのは若いころだけでした。 プログラ
  ミングに熱中していたころを思い出してワクワクとした気分になり、69歳で再開しました。 マイク
  ロコンピュータやパソコンで動作するプログラムを製作しています。大変おもしくて夢中になっています。 
  DXもそうですが、頭の老化防止にも役立ちます。 

 その後4 2019年2月8日
   160mバンド(1.8〜1.9メガ)で100エンティティを達成しました。その賞状です。
   JA3OOK 160mバンドDXCCアワード
  2019年4月現在のDXCC集計表です。
   summary
  DXCCのMixedは336エンティティ(消滅エンティティ11を含む)。アナーロールまではあと6エンティティ。
  12mと6mバンド(24メガと50メガ)でもDXCCを取得し10バンドDXCCを完成させることも目標です。

 その後 2020年6月29日
  50メガの6エレ八木アンテナ(18m高)を上げました。太陽黒点数も上昇してきており楽しみです。
  その代わり28メガ4エレ八木を下ろし、16m高にダイポール。

 その後 2021年7月13日
   9バンドDXCCが完成しました。12mバンド(24メガ)でやっと100エンティティを達成できたのです。
  一昨年秋から12mと6mバンド(24メガと50メガ)に力を入れてきた成果です。
   6mも45も増え、益々頑張ります。
  JA3OOK 9バンドDXCC

 その後 2022年7月15日
   太陽黒点数が0になることが無くなりましたが電離層のご機嫌が麗しくなく、エンティティをローバンドから
  ハイバンドまで、少しずつしか増やせませんでした。
  6mバンド(50メガ)に力を入れてきましたが、この1年間でわずか15エンティティしか増えませんでした。
  100エンティティまで先が長いです。
  JA3OOK DXCC 339

 その後 2023年3月24日
   念願の10バンドDXCCが完成しました。6mバンド(50メガ)でやっと100エンティティと交信でき、
  160mバンド(1.8メガ)から6mバンド(50メガ)まで10バンドのDXCCが完成しました。
   Mixed が一つ増えて340になりました。ブーベ島へのペディションが2月初めに決行されQSOできたのです。
  ブーベ島は南氷洋にある絶海の孤島で、雪まじりの強風が吹きすさぶなかゴムボートで陸に近づき、冷たい海水に浸かり
  ながらロープで陸揚げをして運び、テントは一つしか設営できず、机も椅子もないという最悪の環境の中での命がけの
  ペディションとのことでした。偉業です。本当にありがとうございました。
   外国との初交信が1970年(25歳の時)、それから53年の長い歳月です。
  DXCCのこれらの成果は妻の協力があったからこそで、セカンドハウスの購入に賛成してくれ、危険なタワー登りが
  心配だろうに顔色に出さず、無線に夢中になれる時間を文句も言わずに提供してくれたお陰で感謝しています。
  JA3OOK 10バンドDXCCアワード summary

 その後 2023年8月10日
   セーブル島へのDXペディションで DXCC Mixed 341 になり、アナーロールまであと1。
  6mのエンティティが5増え、チャレンジも念願の2000を超えました。
  summary

 その後 2023年10月19日
   念願のアナーロール(Honor Roll)を達成しました。
  スウェインズ島へのDXペディションが実行されて交信でき、現存エンティティ340のうち 331 をConfirmできた
  のです。
   (現存エンティティ数のうち未Confirmエンティティが9以内になるとアナーロールの称号をもらえるのです。
    総DXCC Confirm数は 342 になりました)
  JA3OOK DXCC HONER ROOL summary
  残りは 8R Guyana       FT/g Glorioso Is.   KP1 Navassa I.  KP5 Desecheo I.  P5 DPR of Korea
      PY0S St. Peter  YK Suria            YV0 Aves I.     ZS8 Pr. Edward

 最初の海外交信からアナーロール達成までの推移を
  ここにまとめました。グラフ化もしています。

 2024年03月23日
  8R Guyana ガイアナ共和国 が増えました。南米大陸の北東にあり大西洋に面し、
  ベネズエラとスリナムとブラジルに囲まれた国です。ハムは数人しかいないし日本とは距離があり電離層の
  条件が悪くQSOが困難なエンティティです。2月にペディションがあってようやくQSOできました。

 2024年07月08日 DXCC Mixed 344 
  8R に続き FT/g Glorioso Is. がQSO and CFMできて DXCC Mixed 344 となり、
  summary
  現存エンティティ数のうち未QSOは次の7つになりました。
   KP1 Navassa I.  KP5 Desecheo I.  P5 DPR of Korea PY0S St. Peter  YK Suria  YV0 Aves I. ZS8 Pr. Edward

 2024年07月18日
   先月、京丹波町のセカンドハウスを売却し、アンテナやタワーを撤去しました。
  負の遺産にしないための早めの対策です。
   代わりに枚方市の自宅に小さなGPアンテナを建てました。
  FT8は良く飛びます。8月23日には100エンティティとQSOできました。35日間と言う短日数で、
  開局当時なら4〜5年かかったと思うことと比べると驚異的な早さです。

 2024年11月21日
   枚方市(自宅)のアンテナとDXの成果をまとめました。

 2024年11月21日
  最近の集計です。
  summary
 PS
 ・専門的な言葉で自己紹介してしまいました。ハムでない方は
 日本アマチュア無線連盟(JARL)のホームページなどの解説を見てみて下さい。

 参考資料
  1 日本アマチュア無線連盟(JARL) → 楽しむ 

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