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☆写真の部屋 シルクロード☆

シルクロードの旅の記録。

第0日目 自宅から関空へ  1999.9.24
   台風18号が接近してきており久しぶりの大型とのことで、風が心配。大阪もときどき台風特有の風が吹きつけパラパラと雨も。
早朝九州に上陸したとのニュースを聞きながら、自宅のアンテナを少しでも低くするためにルーフタワーに昇って作業。
 ますます風が強くなってきた中を出発。守口からシャトルバスに乗車。
 関空へ渡る橋の上から見る海は強い南風でかなりの波。波頭が風下へ飛ばされている。橋を通行しているのは路線バスだけ。タクシーや自家用車はない。電車も橋の手前の駅までとのこと。バスにして正解、アンテナも処置してきて良かった。
関空側に近づくほど風が強く波も高くなりバスも最徐行、護岸は高波に洗われている。
後から考えると、今回の台風で高潮に飲まれた不知火町もきっとこれの強いやつだったのだろう。
 関空には予定通りの時間に到着。台風でかえって道がすいていたみたい。ホテルにチェックイン。
あちこちぶらぶらして時間つぶし。関空ができて5周年と垂れ幕がたくさん下がっている。ダイヤが乱れていて、時間待ちでかなりの人出。空がだんだん明るくなってきた。ホテルのTVをみたら日本海の沖へ抜けたようだ。拍子抜け。でも被害がなくて良かった。安心して旅行に行ける。
 晩飯はさしみとてんぷらなどの幕の内とビール1本。日本食はしばらく食べられないのでゆっくり味わった。

   第1日目 関空から上海経由ウルムチ(烏魯木斉)へ  1999.9.25
 08:00ツアーの面々が集まって来た。予想通り年配の方が多い。でも30代、40代もいる。年配の方は夫婦づれか友だち同志。
昨日の台風の影響で定刻より30分遅れで、ANAでいざ上海に向け離陸。しばらくして昼食を頂き、コーヒも。
 上海到着。時差1時間、時計を遅らせる。土産物屋で休憩し時間調整、お茶だけ頂き、土産はさすがだれも買わない。
 上海を予定通り14:30離陸。中国新彊航空、機種はIL86、きっと旧ソ連製。
ビデオプロジェクタもついている。

内装からもきっとそうだ。ざっと数えてみたが300人くらいは乗れそう、かなりの大型機。7割がた席が埋まっていた。
 ワインを頂きいい気分。夕食が出てきた。やや、やっぱりマトンが入ってる。嫌いじゃないが身構えてしまった。それ以外はANAの機内食とそれほど変わらない。
 17:25機内アナウンス、中国語と英語で。青海湖上空と聞こえた。席を立って空いた窓からのぞくが雲ばかり、残念。
18:40雲が切れてきた。下は草木一本無い、見渡すばかり茶色の山ばかり。
18:50左の窓から氷りに覆われ切り立った山が見える。次々と険しい山々が見えてくる。これが天山山脈の一部か! 窓辺に寄れず写真を撮れない。でも明日は地上から見えるはずだ。
 19:10ウルムチAP着、飛行時間4:40。北京からの時差2時間、日本から3時間。空港に降り立ったら少し寒い。遠くの木々の葉っぱも黄色い気がした。
 空港からは、貸し切りバス。バスガイドは現地の人で、いろいろ紹介してくれた。ここは標高900mもあり、冬の寒さは−30度。−42度の記録があるそうだ。夏は25度。47度の記録があるそうだ。なるほど、ここは緯度は北海道旭川、経度はインドのカルカッタに位置する。
新彊ウイグル自治区は多民族で42もいる。ガイド自身もウイグル族とのこと。
降雨量は極端に少なく天山山脈からの川や地下水を利用しているとのこと。
 街路樹はポプラが多く、枝がほとんど上へ上へと伸びていて、横へはほとんど広がってない。
 町のレストランへ直行。夕食だ。真っ先に出てきたのがお茶。空気が乾燥しているからだそうだ。ビールも各テーブルに2本付いていた。ビールより先にお茶が注がれるのにはまいった。それから料理が出てくるわ出てくるわ。うまかったのは『シシカバブ』という羊の肉にたれと唐辛子をまぶした串焼き。
追加ビールが約70円、それも大瓶。ツアーの中にものんべえ仲間がいて一緒に大喜び。
 今日は4食目でみんな食欲がわかない。せっかくの料理がかなり余ってしまった。
今夜の宿泊はウルムチ環球大酒店。
なかなか立派で綺麗なホテル

TVでは中国50周年記念関係の番組ばかり。ようやく天気予報があり、ウルムチの翌朝の気温は5度とのこと。長袖のシャツ、セーター、ジャケットを取り出す。


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