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UDP repeater
本ソフト(UDP repeater)は、UDP/IP通信の通信内容(msg)を複数宛先へ分配します。
Ver1.1 '23/08/03
Ver1.0 '23/07/25
All rights reserved JA3OOK Toshikazu Nakamura
利用事例として、
JTDX(またはWSJT-X)使用時に JTAlert と Band map(Logger32の) を同時に使えます。
(JTDX、WSJT-X、JTAlert、Logger32:いずれもアマ無線用のソフト)
利用事例 JTDX での具体的使用方法
要点A ポート番号
UDPrepeater
File(F) → Setting → port番号を上から 2238 2237 2239 (Client addrは どれも 127.0.0.1)
JTDX
ファイル → 設定 → レポーティング UDPサーバーポート番号を
要点Bの手順で
最初2237 から 2238へ変える (アドレスは常に 127.0.0.1)
(UDP受け入れ関係チェック三つは常に入れたまま)
JTAlert 設定不要
(Setting → Logging → Last QSO ADIF のポート番号は関係ない。
常に2237でリスニングしている模様)
Logger32
メイン画面右下の UDP右クリック → Change~for Radio 1 を 2239
要点B
UDPrepeater立ち上げ (オープンしていない場合は Openクリック)
JTDX立ち上げ 2237 これが大事
JTAlert立ち上げ 表示開始(ダブルクリックによる送信も可能)
JTDX 2238 へ変更 これが大事
JTAlert 表示再開
Logger32立ち上げ (UDP repeater A was not setup.が出た場合は OK クリック)
メイン画面右下の UDP右クリック → Open UDP BandMapクリック
→ 表示開始(クリックによる送信も可能)
利用事例の動作テスト環境
JTDX v2.2.159
JTAlert Ver 2.60.8
Logger32 4.0.309
上記の利用事例が動作するためには
二つの組み合わせで正常に動作しないとだめです。
・JTDX(2237) + JTAlert(2237)
・JTDX(2239) + Logger32のBand map(2239)
WSJT-Xでも同様の方法で動作します
UDPrepeaterのダウンロード
・UDPrepeaterのReadMeファイル 本ソフトを使用する場合の注意事項
・UDPrepeater Ver1.1 2023/08/03 実行型式ファイル
実行型式ファイルをダウンロードし、自分好みの場所へコピペーストし、ショートカットを
好みで作ってください。
実行型式ファイルなので解凍は要りません。
お願い
このソフトは、ハム仲間との雑談の中で 「JTAlert と Logger32のBand map を同時に使えたら
便利だろうなあ!」という話題が出て、それでは実現してみようと制作しました。
このソフトを試用された方は感想をメールで頂けると嬉しいです。
動作原理
UDPrepeaterは上図のように二つのモードで動作します。
JTDXとWSJT-Xによって「ワンウエイモード」と「フルリピートモード」を使い分けています。
・JTDXは送信に使ったポート(例では49193)を送信が終わる都度解放するので
ワンウエイモードでも動作する。
・WSJT-Xは送信が終わってもポートを解放しないのでポート番号の重複エラーになり
ワンウエイモードは動作しない。
<JTDX v2,2,159 WSJT-X v2.5.4 において>
UDPrepeaterはまず「ワンウエイモード」で動作を開始し、ポートの競合を検出した場合は
自動的に「フルリピートモード」へ切り替わり動作を続けます。
更新履歴
2023/08/03
・msg表示窓に表示するmsgの先頭に動作中のリピートモードを付記。
1: ワンウエイモード
2: フルリピートモード
・本ページ頭の JTDX、JTAlert、Band map、UDPrepeater の動作画面にJTDXの設定画面も表示。
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