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21メガバンド 3エレ八木アンテナ 4代目
Ver.4.6 '99/09/12 JA3OOK
Ver.4.7 '01/09/25 字句訂正など
設置場所 自宅の二階屋根のルーフタワー 給電点の地上高13m
工事日 1995年5月5〜6日 2001年1月まで使用
反射器
エレメント間隔(中心間)2.480m
放射器
エレメント間隔(中心間)2.300m
導波器1
エレメントの材料と支持方法
@エレメントは3mmのアルミ線。DIYの店で植木の支持用に販売されている。
支持用にグラスファイバー製3.2mの釣り竿6本。釣り竿の根本側が入る太さの
1.4mアルミパイプ3本。
Aアルミパイプをブームにクロスマウント金具で固定。そのアルミパイプの中にグラ
スファイバーの釣り竿を挿入、ビニールテープで固定し、自己粘着テープで保護。
B各エレメントは釣り竿に沿わせ、0.5m間隔くらい毎にビニールテープでバイン
ドし、上から銅線で止める。
エレメント中央部はアルミパイプから10mmくらい離す(ステー用の針金で支持。
ステー用の針金は防錆のための被覆処理がされていて重宝)。
Cヘアーピン部分もエレメントのアルミ線を切らずにそのまま延ばす。
給電方法
@ヘアーピンマッチ。
A平衡バランを間に入れて同軸ケーブル5D−2Vで給電。
SWRの調整方法
@バランと同軸の間にSWR計を入れる。
A放射器の長さ(左右同じ長さ)とヘアーピンの長さ、幅で調整(ヘアーピンの長さ
と幅はおよそ、150mm、70mm)。
使用感
ビームやバックの切れ具合は今までに作って来た八木の中で最高レベルであり
大変満足している。
本アンテナの特徴
@受風面積が狭くさらに釣り竿のため風に強いこと。
住宅密集地のため万一折れて飛んで行っても与える被害は少ないことをこのアンテ
ナに期待。
3mmのように細い線で作ったHFの八木アンテナの例はアンテナハンドブックや
ASWRの有効範囲が狭いこと。でも私は我慢できる範囲!?
周波数 21.000 21.050 21.150 21.250 21.300
実測値 1.85 1.50 1.00 1.40 1.85
計算値 1.63 1.00 1.90(YSYM、自由空間)
Bエレメントに水滴がつくとSWRが大幅に上がる。このため雨の日はワッチ程度。
しかし、どうしても呼びたい時に雨が降ってたことは記憶になく、私のメモでも
枚方で99年1月〜6月に雨が降った日は33日強しかない。またドッグパイル
だとどうせ私のシステムでは勝ち目がないし、雨の問題は実用上気にしない。
とは言え、年がら年中最強の設備でDXしようとか、コンテストにフル出場したい
とか、QRPで頑張りたいとか言う方には不満でしょう・・・。
<AとBの原因と改善策はこれらのソフトで最適化すれば分かるが、私のこの
アンテナに求めることと相反するため改善していない。>
参考
@
放射パターン:MMPCで給電点高を13mおよび18mとして描画
(自宅の敷地は西南側が擁壁で5mほどの高台になっているため両方計算)
BMMPCにおいて、自宅の大地の導電率=3、誘電率=3として計算。
以上
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